割増賃金の計算方法について
法令で定められた計算方法にしたがって、割増賃金を計算してお支払いを行います。
メルカリ ハロでは法定時間を超えた労働、深夜労働の2つが該当します。
法定時間内(休憩を除く8時間)では、所定労働時間を超えても割増賃金は発生しませんが、基本賃金(時給)が支払われます。
特に注記がない場合には、労働時間は休憩時間を除いたものになります。計算方法は以下の通りです。
割増手当の算定基礎金額
交通費が固定支給の場合、割増賃金の算定基礎金額には交通費を加味して計算されます。
計算方法
時給 +(交通費 ÷ 所定労働時間) ※所定労働時間は最大8時間まで
計算例
時給1,200円で所定労働時間が8時間だった場合
¥1,200 +(¥500 / 8h)=¥1,262.5
法定時間を超えた労働
法定時間を超えた労働に対して割増賃金の算定基礎金額の125%を支払います。
割増賃金の計算方法
割増手当の算定基礎金額 × 法定時間(8時間)を超えた分の労働時間 × 125%
計算例
時給1,200円で9:00〜21:00までの11時間(休憩1時間)の労働をした場合
(¥1,200 × 8h)+(¥1,262.5 × 3h × 125%)= ¥9,600 + ¥4,734 = ¥14,334
深夜労働
深夜時間帯(22:00〜05:00)での労働に対して割増賃金の算定基礎金額の25%の深夜割増賃金が加わります。
割増賃金の計算方法
割増賃金の算定基礎金額 × 深夜時間帯(22:00〜05:00)での労働時間 × 25%
計算例
時給1,200円で21:00〜02:00までの5時間(休憩なし)の労働をした場合
(¥1,200 × 5h)+(¥1,262.5 × 4h × 25%)= ¥6,000 + ¥1,263 = ¥7,263
※1,263円が深夜割増賃金の金額です